ハイパーレスキュー隊は中越沖地震のときも、今にも崩れそうな瓦礫をかき分けて生存者を探し出して救出していました。
目の前の人を助けるために全力を尽くすというのが任務でしたが、今回は目の前には助けを求める人はいません。
今回は目に見えない放射線という敵との戦い、救いたい国民は目の前ではなく自分たちの後ろにいるという状況でした。
まさに決死の覚悟で放水作業を成功させたわけです。
しかし、その裏には政府からの圧力があったそうです。
「放水作業を速やかにやれ!やらなければ処分する」と海江田万里経済産業大臣が命令したんだそうだ。
現場は放射能を帯びた瓦礫だらけで消防車が入れない状態にも関わらず、現場を無視して「さっさとやれ」ですからね。
放水車の連続放水能力は4時間が限界らしい。
しかし、政府側の指示で7時間連続で稼動させたせいで途中で完全に壊れてしまった。
ハイパーレスキュー隊は当然東京消防庁の職員、つまり都の職員です。
都の職員に対して経済産業省が処分を下すなんて権限あるわけがないんですよ。越権行為です。
旧ソ連並の政権ですね、政治主導ってただの脅しですか?
経済産業省ということは、あの保安院を抱える省庁です。
これ以上保安院に責任を負わせたくないから無理やりやらせたということでしょう。
しかも命令は無茶ばかり。
現場を見た現地での方針を「何も知らない安全圏にいる政府」が方針を変えるように要求し続けた。
そして「俺たちの指示に従えないのなら、お前らをやめさせてやる」と言われたという。